- 胃袋の近代
-
食と人びとの日常史
名古屋大学出版会
湯澤規子
- 価格
- 3,960円(本体3,600円+税)
- 発行年月
- 2018年06月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784815809164

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[BOOKデータベースより]
一膳飯屋、残飯屋、共同炊事など、都市の雑踏や工場の喧騒のなかで始まった外食の営みを活写。社会と個人とをつなぐ“食”の視点から日本近代史を書き換える。
序章 食と人びと―見えない歴史の構築
[日販商品データベースより]第1章 一膳飯屋と都市―胃袋からみる近代日本の都市問題
第2章 食堂にみる人びとの関わり―食をめぐる政治と実践
第3章 共同炊事と集団食のはじまり―工場の誕生と衣食住の再編
第4章 胃袋の増大と食の産業化―大量生産・大量加工時代の到来
第5章 土と食卓のあいだ―食料生産の構造転換と農民・農家・農村
第6章 台所が担う救済と経済―公設市場・中央卸売市場の整備
第7章 人びとと社会をつなぐ勝手口―市場経済が生んだ飽食と欠乏
終章 胃袋からみた日本近代―食と人びとをつなぐ地域の可能性
人びとは何をどのように食べて、空腹を満たしてきたのか。一膳飯屋、残飯屋、共同炊事など、都市の雑踏や工場の喧騒のなかで始まった外食の営みを、日々生きるための〈食〉の視点から活写、農村にもおよぶ広範な社会と経済の変化をとらえ、日本近代史を書き換える。