- 始まりの知
-
ファノンの臨床
サピエンティア 53
- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2018年07月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784588603532
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[BOOKデータベースより]
現在とは、いつも未来が始まる起点なのだ。なにを言っても無駄という無力感とともに言葉が停止していく先には暴力が待っている。他者と出会い、知るという行為を経て言葉は再び語りだす。
序章 尋問空間
[日販商品データベースより]第1部 始まり(予感する;流着する―巻き込まれる/引き受ける)
第2部 沖縄から(戒厳状態としての沖縄;出会う場;単独決起、無数の「S」へ)
終章 確保する、あるいは火曜会という試み
補論
暴力が日常を支配し、なにを言っても無駄という圧倒的な受動性のなかで、言葉はどんな可能性を持つのだろうか。「話すとは、断固として他人に対して存在すること」というファノンの主張を手がかりに、死者も含めて私たちという集合性を言葉を通じて獲得することを考える。他者と出会い、知るという行為を経て言葉は再び語りだし、そこから未来は始まるのだ。