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[BOOKデータベースより]
新聞記事を使っておしゃべりしながら、視野を広げられる!情報リテラシーも磨ける!全国で大人気のワークショップの具体的な実施方法や効果、国内外でのアレンジ例を、わかりやすく紹介!第66回読売教育賞受賞!
第1章 「まわしよみ新聞」をつくってみよう!(まわしよみ新聞のつくり方;準備をしよう ほか)
[日販商品データベースより]第2章 まわしよみ新聞の10の「いいね!」(いつでも、どこでも、だれでもできる;司会がいなくても、みんな平等に参加できる ほか)
第3章 まわしよみ新聞の現場から(事例紹介)(教育の場でつくる;ビジネスの場でつくる ほか)
第4章 もっと知りたい、まわしよみ新聞―メディアと情報、他者との出会い(メディアと情報;他者と出会う)
第5章 新しい「新聞」のあり方(著者特別対談)(まわしよみ新聞で人を繋ぐ、輪を広げる(安武信吾(西日本新聞社編集委員));まわしよみ新聞から見る「新聞」の可能性(老川祥一(読売新聞グループ本社取締役最高顧問・主筆代理)))
<まわしよみ新聞のつくり方>
(1)みんなで新聞を持ち寄ります。(2)それぞれ新聞を読んで、気に入った記事を切り抜きます。(3)どうしてその記事を選んだのか、グループ内でプレゼンし合います。(4)グループ内で決めた編集局長を筆頭に、集めた記事を模造紙に貼り合わせ、コメントやイラストを書き入れていきます。(5)編集局長が題字を書いて、新たな壁新聞の完成!
(おまけ)新しくできた壁新聞を人目につくところに掲示します。
「新聞にこんな記事載ってるの?」
「このニュースをこんなふうに読み解くなんて!?」
参加しなかった人が後から読んでも面白いんです。
***
放送作家からライター、まちあるきプロデューサー、果てはコモンデザイナーと観光家…という異色の経歴を持ちながらも、常に「人と人との場づくり」に取り組んできた陸奥賢が、2012年に発明した“新聞あそび”、「まわしよみ新聞」。
あるお寺でのワークショップ用に考案され、その後もミナミのカフェで細々と継続していた「まわしよみ新聞」だが、
(1)人と新聞さえあればいつでもどこでも誰でもできる手軽さと、
(2)初対面の人とでもためらいなく話し合えるオープンな雰囲気、そして
(3)相手の隠れた価値観を知ったり、自然と情報リテラシーやコミュニケーション能力が身につくという意外な奥深さ
を兼ね備えるコミュニケーション・ツールとして、各地でハマる人が続出。
著者が「誰でも好きに実施してよい」オープンソースとしたことで、その活動は全国に波及。北海道から南は沖縄まで、さらには海を越えて台湾、ポーランドなど海外でも実施されている。
その汎用性から、人々が集まる公共施設やコミュニティ・スペースはもちろん、幼稚園から大学まで各種の教育現場や、企業の研修などにも導入されており、2017年にはその教育的効果が評価されて、第66回読売教育賞NIE部門最優秀賞を受賞した。
本書は、著者が2014年に自主制作した指南書『まわしよみ新聞のすゝめ』を大幅に改訂。創刊以来ますます広がりと多様化をみせる「まわしよみ新聞」のつくり方と効果を、国内外のユニークな実践例を交えながらわかりやすく解説する「まわしよみ新聞」入門書の決定版である。
書下ろしとなる第3章では、教育の現場、ビジネスの場、地域の施設など、海外を含むユニークなまわしよみ新聞の活動を8つ取り上げ、その幅広いアレンジの実際例やその反響を、図版をまじえて紹介する。
また、同じく書下ろしとなる第5章では、著者が安武信吾氏(西日本新聞社編集委員)、老川祥一氏(読売新聞グループ本社取締役最高顧問・主筆代理)とそれぞれ行った対談を収録。「まわしよみ新聞」を通じて広がる新聞社と読者との繋がりや、顕在化する新聞の“ストックされる情報”メディアとしての役割、共同作業でつくられた新聞を共同作業で読み解くことの重要性などが指摘され、情報が氾濫する現代社会における主体的な思考とリテ