- 降霊会の夜
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- 価格
- 770円(本体700円+税)
- 発行年月
- 2018年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784167910815
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[BOOKデータベースより]
初老の“私”は、嵐の夜に出会った女から降霊会に招かれる。そこで再会した今は亡き人々。その中にはある理由から記憶の片隅に押しやっていた幼い友達がいた―。更に私は翌日も再訪するよう誘われる。会わねばならぬ人々のために。戦後という時代に取り残された者たちへの鎮魂歌として著者が贈る極上の怪異譚。
[日販商品データベースより]忘れちまう罪は、嘘をつくより重いんだ──
別荘地で暮らす、初老の私≠ヘ、嵐の日に庭に紛れ込んだ女から、降霊会に招かれる。
生者と死者が語り合う降霊会。
私≠ェ会いたいと念じたのは、小学校の時の友人、山野井清。
私≠ヘ、ある理由から彼を記憶の片隅に押しやっていた──。
そして、私≠ヘ、さらに翌日も再訪するように誘われる。
会わねばならぬ人、安保闘争が激化する青春時代に知り合った百合子に会うために……。
私たちは、戦後の急速な発展の中に、何を置き忘れてきたのか。
戦後という時代に取り残された者たちへの、心揺さぶるレクイエム。
「浅田さんの描く昭和の風景は、どれほど痛みに貫かれていたとしても、
いつもどこかあたたかい」──森絵都・解説より。