[BOOKデータベースより]
むかしむかし、大臣の娘として生まれた中将姫。小さい頃に母親を亡くし、その後新しいお母さんと幸せに暮らしていました。ある日、帝の前でお琴を見事に演奏し、とてもほめられた中将姫。すると、その姿を見たお母さんの中に、嫉妬の炎が燃えはじめます。そして弟が生まれると、お母さんは恐ろしい計画を企てるのでした―。歌舞伎、講談、人形浄瑠璃など、かつてさまざまな形で語られていた名作を、子どものための読み物に。
[日販商品データベースより]歌舞伎、講談、人形浄瑠璃など、かつてさまざまな形で
語られていた古典名作「中将姫物語」を子どものための読み物にしました。
どんなに辛くても決して清らかな心を失わなかった中将姫。
切なく美しい物語、忘れてはならない日本の名作がよみがえりました。
【あらすじ】
むかしむかし、大臣の娘として生まれた中将姫。
小さい頃に母親を亡くし、その後新しいお母さんと幸せに暮らしていました。
ある日、帝の前でお琴を見事に演奏し、とてもほめられた中将姫。
すると、その姿を見たお母さんの中に、嫉妬の炎が燃え始めます。
そして弟が生まれると、お母さんは恐ろしい計画を企てるのでした──。
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子どもの頃、かぐや姫などの古典物語集の本に、中将姫のおはなしがありました。
大人になって、インターネットが普及した頃、ふと中将姫のおはなしを思い出し、検索したら、
あっという間に當麻寺の曼陀羅のことまでわかりました。
後日、実際に當麻寺を訪れ、そこで編纂された物語を購入し、再読したら、その物語の深さに感銘を受けました。
今作はその物語をほぼそのままでやさしく書き下ろしてあり、その説話の魅力を深くくみ取ってあり、嬉しく思いました。
信心深い中将姫のエピソードです。
幼くして、母を亡くし、継母にねたまれた中将姫。
どんなにひどい仕打ちを受けても、信心の心のせいでしょうか、
ひたすら、周りの人々(継母も!)の幸せを祈り続けた姿が神々しいです。
子ども心に印象的だった、蓮の糸で織られた曼荼羅の様子はやはり素敵です。
心が浄化されるような物語だと思います。
小学校高学年くらいから、清らかな心を感じてほしいです。(レイラさん 50代・兵庫県 )
【情報提供・絵本ナビ】