- 高村光太郎 新装版
-
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2018年04月
- 判型
- B40
- ISBN
- 9784389401214
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[BOOKデータベースより]
高村光太郎は、詩人としても、彫刻家としても一流だった。かれは伝統的な日本の精神的風土の中に成長し、若くしてアメリカ、イギリス、フランスの生活を経験し、独自の近代的自我を確立する。しかし日本の社会は、多く封建的な制度や道徳を残していて、かれをいれなかった。かれは自我を生きようとしてあらゆる旧体制と衝突した。ある場合には、それはデカダンのかたちとなって現れる。デカダン、智恵子との恋愛、結婚、彼女の発病、死、そして太平洋戦争、敗戦、東北の山小屋での七年におよぶ生活と、七十四年のその一生は、いつも自ら進むべき道を求め、妥協することのなかった偉大な生涯だった。『道程』『智恵子抄』『典型』などの詩篇は、いつの時代にも、青春の日の貴重な糧となるであろう。
第1編 高村光太郎の生涯(宿命;ヨーロッパ留学;美に生きる;智恵子の死;モニュマン)
第2編 作品と解説(詩人光太郎の誕生;道程;雨にうたるるカテドラル;猛獣篇;智恵子抄;典型)