- キャリアを超えてワーキング心理学
-
働くことへの心理学的アプローチ
The Psychology of Working- 価格
- 7,040円(本体6,400円+税)
- 発行年月
- 2018年03月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784561266983
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[BOOKデータベースより]
グローバル化、多様化、さらに進む情報化の時代に、働く人、働こうとする人すべてに「尊厳ある仕事」が与えられることを願い、深い知見をもつ専門家らが結集して刊行した、「働くこと」にコペルニクス的転換をもたらす一冊。世界中で起きている仕事の変化は、支援するプロフェッショナルにも課題を突きつけている。本書は、キャリア・カウンセリング、カウンセリング心理学、職業ガイダンス、スクール・カウンセリングほか、「働くこと」にかかわるすべての職域の人々が直面する課題について時代を超えた視点を提供する。
第1編 理論的基盤(ワーキング心理学:新時代に向けての新たな展望;批判心理学から見たウェル・ビーイングと仕事 ほか)
[日販商品データベースより]第2編 働くことをめぐる状況(人種と働くこと;ジェンダーとワーキング心理学 ほか)
第3編 組織的視点への示唆(仕事、仕事にかかわるアイデンティティおよびキャリア上の成功の再定義;産業・組織心理学の包括性を高める)
第4編 カウンセリングと心理療法(仕事上の問題を抱えるクライアントとのカウンセリング;心理療法、および治療行為へのワーキング心理学の統合)
第5編 コミュニティへの介入と公共政策(教育改革の構成要素としての仕事の保証;成人就労者を対象とした職業訓練と就労支援サービス ほか)
他の研究領域と同様、心理学も各分野の専門性が高まるにつれ、働くという行動への理解が閉鎖的になってきた、と編著者は言い、フェミニズムとジェンダー、あるいは障碍者労働などの働くことについての現代的な課題にうまく応えられていないとする。
ワーキング心理学は、このような、過去数十年にわたり主流となっていた仕事とキャリアに関する考え方への批判からうまれた視点に立ち、働く人すべてに「尊厳ある仕事」が与えられるべきという理想を支える理論として、近年注目を集めている。
本書は、ワーキング心理学に関して、その基礎から始まり公共政策に至るまでの幅広い5つの大きなテーマを取り上げまとめたハンドブックであり、この編著者は、この分野の第一人者である。
大部ではあるが、キャリアカウンセラーや人事などの実務家や、産業心理学や経営学などの研究者、さらには政策立案者まで幅広く読まれるべき書。