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[BOOKデータベースより]
序論 大阪漢学と明治維新―東アジアの視座からの問い
[日販商品データベースより]第1部 近世の“政策者”たち(多田海庵の海防意識―幕末の“実務家”としての儒者の一事例;多田海庵の政教構想―諸教折衷とそれを支える「三徳」観;雨森精斎の政治実践―幕末維新の“実務家”としての儒者の一事例;安達清風の学術交流と開拓事業―泊園塾・昌平黌出身者の実践的軌跡)
第2部 近代の“企業家”たち(男爵本多政以の思想と事業―泊園学と禅宗;山口県佐波郡における泊園書院出身者の事業活動の一考察―実業家尾中郁太・古谷熊三を中心に;永田仁助の経済倫理―天人未分と武士道の精神)
結論 泊園書院の人々による変革と儒教―近世・近代を生きた“実務家”たちの実践的軌跡
日本の漢学塾は文明開化に押されて閉じられるのが普通だが、なぜ泊園書院は昭和まで存続し、日本の近代的発展をリードする企業家をはじめ多くの著名人を生んだのであろうか。〈思想家〉の視点のみならず〈政策者〉や〈実務家〉というあたらしい視点により儒学・漢学のあり方を解明するとともに、多田海庵、雨森精斎、安達清風、本多政以、尾中郁太、古谷熊三、永田仁助らをとりあげることから、「東アジアの伝統」と「西洋近代」の問題について再考を促す。