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[BOOKデータベースより]
自然主義全盛期にあって、“ありのまま”を見、書くことに拘り、終生、言葉の限界、書きたいことと書くことの間の断絶に苦しんだ白鳥の文学的営為を明らかにする。
第1章 正宗白鳥と短歌
第2章 “書けない”小説家―正宗白鳥の明治四十年代
第3章 書くことへの自意識―正宗白鳥と石川啄木
第4章 正宗白鳥と政治―文学者の政治参加と“大逆”
第5章 自然主義と“狂気”―「半生を顧みて」の位置
第6章 「入江のほとり」の言語論―「英語」が編制する「世界」
第7章 モダニスト正宗白鳥―「人生の幸福」をめぐって
第8章 「文藝時評」における書くこと―青野季吉との論争を中心に
第9章 戦後文壇と『自然主義盛衰史』―回帰する描写の時代