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[BOOKデータベースより]
古注釈書研究の新たな可能性を切り開く。四辻善成『河海抄』を中心に、中世期の様々な古注釈書を扱い、『源氏物語』受容の諸相を浮かび上がらせる。諸本調査と注記内容の検討という地道な基礎研究を土台に、さらに学際的視点を取り入れ、『源氏物語』注釈史・享受史を捉え直す。向後の『源氏物語』古注釈書研究の指標となりうる一冊。
第1部 『河海抄』諸本系統論(巻九論―諸本系統の検討と注記増補の特徴;巻十論―後人増補混入の可能性を中心に;巻十一論―『李部王記』引用再考序説 ほか)
[日販商品データベースより]第2部 『河海抄』の注釈姿勢と施注方法(『紫明抄』引用の実態―引用本文の系統特定と注記の受容方法について;河内方の源氏学との関係―内閣文庫蔵十冊本『紫明抄』巻六巻末所引の『水原抄』逸文をめぐって;歌学書引用の実態と方法―顕昭の歌学を中心に ほか)
第3部 『河海抄』以後の諸注釈書(『原中最秘抄』の性格―行阿説への再検討を基点として;『花鳥余情』『伊勢物語愚見抄』の後人詠注記―歌学から物語注釈への一考察;富小路俊通『三源一覧』の源氏学―「愚存」注記から見る中世源氏学の一様相 ほか)
四辻善成編の『河海抄』は、『源氏物語』古注釈書の中でも最も重要視されてきた一つである。本書では、その基礎的な考究を中心に、中世期の様々な古注釈書を扱い、『源氏物語』受容の諸相を浮かび上がらせる。学際的視点を取り入れ、『源氏物語』注釈史・享受史を捉え直す。『源氏物語』古注釈書研究の新たな可能性を提示する一冊。