- 丘の上
-
豊島与志雄メランコリー幻想集
彩流社
豊島与志雄 長山靖生
- 価格
- 2,640円(本体2,400円+税)
- 発行年月
- 2018年02月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784779124419

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[BOOKデータベースより]
太宰が最も尊敬し、芥川、川端が恐れた作家・豊島与志雄の全貌が明らかになる代表作が甦る!
[日販商品データベースより]太宰が最も尊敬し、芥川、川端が恐れた作家
豊島与志雄の全貌が明らかになる代表作が
現代仮名遣いによって甦る!
芥川龍之介に
「山間の湖の如く静かなのは、豊島与志雄氏の作品である」
と言われた豊島は、「忘れられた作家」と呼ぶには
あまりにも大きな存在である。
太宰治、坂口安吾、田中英光らは豊島を深く尊敬した。
太宰は「先生も、私と同様に、だらしがない。
そうして、日本で、いちばんの教養人だ」と評し、
川端康成は、「終始孤高の高士であるが、
そのひとりの世界では魔につかれて、
なにをしているかわからぬ怪物である」と言った。
本書では、初期の作品から戦後のものまで収録しているが、
どの時期の作品も、深いメランコリーの影が射している。
そして終始一貫して理知的であった。
怜悧さ故の虚無感に包まれながら完璧への希望をも
持ち続けた隠れた名作をお届けします。