- いのちへのまなざし熊谷守一評伝
-
求龍堂
福井淳子
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2018年02月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784763018014

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[BOOKデータベースより]
孤高の画家・熊谷守一は、没後40年を経て今なお新しい。97年の生涯と画業を生い立ちの前から没後の評価まで、諸文献に残された熊谷自身のことば、著者が直接に聞いた話、友人たちや同時代の評論から考察する熊谷研究50年の成果。
生い立ちの前に
[日販商品データベースより]生い立ち
美術学校前後
入谷の五人男
樺太行き
“轢死”、“蝋燭”から帰郷まで
付知帰郷
同時代の画家たちの動向
二科会参加の頃
アトリエ新築前後
特別な年一九三八年
表現の転機
後進への助言
戦中、戦後の熊谷
戦後の制作
一九五九年、第一の頂点―熊谷様式の完成
パリ展、第二の頂点―西洋的・東洋的
身のまわりの生きものと日常の生活
最晩年の深化
すべての自画像
晩年の回想と作品
没後の評価
終わりに
熊谷守一の生涯と作品を年代を追ってまとめた評伝の大作。
諸文献に残された熊谷自身の言葉、著者が熊谷から直接聞いた話、熊谷とつながりのあった人たちの証言や同時代の評論をもとに、生涯を伝記的にたどり、作品を紹介する。
誰にも似ていない熊谷作品の独自性や新しさがどこにあるのか、その特徴はどのようにして生まれたのかを考える。