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[BOOKデータベースより]
正宗白鳥から小林秀雄に到る己を賭けて独り立つ批評家の血脈とその宿命に肉薄する真情の長篇批評。
独身批評家として生きること
[日販商品データベースより]己を顕わす、ということ
対象を持つ、ということ
批評は、いかにしてその言葉を得るのか
一身にして二生を経ること
紛れる事無く唯独り在る人
己を回顧すること
翻訳文学者たること
魂に類似を観ること
批評が信仰を秘めていること
“士大夫の文学”が在ること
批評が系譜を創造すること
天地の間に己一人生てあり
己を顕わして無私に至ること
批評が未完の自画像であること
正宗白鳥から小林秀雄に到る、己を賭けて独り立つ批評家の血脈とその宿命。それは、漢字文明に激突した『万葉集』編纂者たちに始まる。爾来、紀貫之、吉田兼好から西洋文明と対峙した福澤諭吉、内村鑑三まで、批評の魂が宿命を独歩した。この系譜に列なる白鳥、小林、河上徹太郎の、無心の信仰を秘めて無私を生きぬいた道程を、尊敬と愛読の一筋で歩み直す、真情の長篇批評。「今」を生きるために。