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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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北区の太
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忘れたころに
東北大地震からもうすぐ7年(2018.2.25時点)、あの大災害の記憶も薄れつつある。人間はなんと忘れやすい生き物なのだろう。この本を読んで、東北大地震だけでなく、神戸大震災のこともまざまざと思い出し、日ごろの備えの大切さを再認識させられた。中でも心に残ったのは、物理学者で夏目漱石の弟子でもある寺田寅彦の言葉。「天災は忘れたころにやってくる。」のメッセージが有名であるが、この本では「経済往来」という雑誌掲載にした「天災と国防」という文章にある「人間は自分の才におぼれ、自然を支配しようとして、却って天災のリスクを上げてしまっている。」という趣旨の一節。まさにそのとおりと思う。高層ビル・整備されたインフラより、自然の洞窟と川の水・焚火の方が、天災時には強いということをあらためて認識させられた。常に非常事態発生を想定して、備えを怠らないことが大切えあるということを実践者が教えてくれる本。
[BOOKデータベースより]
国民の半数が被災者になる可能性がある南海トラフ大地震。それは「来るかもしれない」のではなくて、「必ず来る」。関東大震災の火災、阪神・淡路大震災の家屋倒壊、東日本大震災の津波。その三つを同時に経験する可能性がある。首都圏を襲う大地震も懸念される。軟弱な地盤に林立する超高層ビル。その安全性は十分には検証されていない。見たくないものを見る。それが最悪を防ぐための出発点。「社長や株主に報告するため」のBCPはダメ。「差し障りがあること」をホンキで話す!今すぐ、家庭でできることもたくさんある。カタストロフィーを生き残るために。ホンネで語る「攻める防災」!
序章 見たくないものを見る
1章 危険な都市、危ないビル
2章 次の大震災の光景
3章 「未曾有」は繰り返す
4章 すぐできる対策とホンキの対策
終章 意識を変えれば何でもできる