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- 短篇小説の生成
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鴎外〈豊熟の時代〉の文業、及びその外延
ひつじ研究叢書<文学編> 8
- 価格
- 6,160円(本体5,600円+税)
- 発行年月
- 2017年10月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784894768659
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[BOOKデータベースより]
序章 近代短篇小説の概念と方法
[日販商品データベースより]1章 鴎外短篇論1―膨張する“語り手”(「半日」論―“建国神話”のたそがれと“癒着”する語り手の戦略;「鶏」から「金貨」へ、そして「金毘羅」―方法的な、余りに方法的な ほか)
2章 鴎外短篇論2―“隣接ジャンル”との交響(「普請中」論―“演劇”的趣向の小説;「カズイスチカ」化する“Casus”―印象派絵画との出会い ほか)
3章 鴎外短篇論3―文化的社会的文脈の中で(「有楽門」論―日比谷焼打ち事件と“群衆心理学”言説;「沈黙の塔」一名、慨世悲歌『拝火教徒』騒動始末記―“優生学”言説の侵犯 ほか)
4章 谷崎潤一郎の場合(「刺青」論―“自己表出”か“芸術性”か;「少年」の方法―“胎内幻想”と“金毛九尾の狐”の物語 ほか)
終章に代えて 解体する近代短篇小説と芥川龍之介
明治期、文学概念が海外から輸入される中、短篇小説というジャンルは森鴎外によってつくられた。短篇小説の特質に迫りながら、どのように形作られていったのかを明らかにする