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[BOOKデータベースより]
「平均的な底上げ」を得意とし、「年相応の学び」を提供してきた日本の学校教育。学歴社会が終焉し、人生の目的や価値観が多様化するなか、旧来の教育システムに柔軟かつ個性のある人材は育てられるのか。知性の深まり、「私と世界との関係」など、原点に立ち返り「学び」を論じる一冊。
第1章 子どもと親が、学びの場所を選べる社会(学外教育支援に一筋の光;「教育機会確保法」策定の背景 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 公教育か私教育か(ある中学生男子のエピソードから;習い事ブームの背景 ほか)
第3章 学びとは自分を知ること(大人は子どもの輝きを知らない;教育の原点は幼児教育 ほか)
第4章 求められる「資質・能力」とは(学びの原理と「資質・能力」;アクティブの本質とは ほか)
第5章 低成長時代の正しい弱さ(社会に出る水路、あるいは登り道;立身出世から銘柄学校へ ほか)
子どもの可能性を型にはめるな! これからの知性は「答えのない課題」にどう向き合うか。教育の多様性を考える一冊。
「平均的な底上げ」を得意とし、「年相応の学び」を提供してきた日本の学校教育。学歴社会が終わり、人生の目的や働き方の価値観が多様化するなか、旧来の教育システムに柔軟かつ個性のある人材は育てられるのか。本当の知性とは何か、才能を伸ばす学びとは何か。2020年の教育指導要領改訂や不登校の現状も踏まえ、多様な学びのかたちを提案する。ロングセラー『本当は怖い小学一年生』続編!
【著者紹介】
汐見稔幸(しおみ・としゆき)
1947年大阪府生まれ。東京大学教育学部卒、同大学院博士課程修了。現在、白梅学園大学学長、東京大学名誉教授。専門は教育学、教育人間学、育児学。育児や保育を総合的な人間学と位置づけ、その総合化=学問化を自らの使命と考えている。『はじめて出会う 育児の百科』(小学館)、『よくわかる教育原理』『保育のグランドデザイン』(ともにミネルヴァ書房、編著)、『小学
生 学力を伸ばす 生きる力を育てる』(主婦の友社)、『本当は怖い小学一年生』(ポプラ新書)など著書多数。