- 漬け物大全
-
世界の発酵食品探訪記
講談社学術文庫 2462
- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 2017年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062924627
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 仕舞う
-
価格:2,530円(本体2,300円+税)
【2024年12月発売】
- 日本の漬物のひみつ 多彩な進化と郷土の味を紐解く
-
価格:1,892円(本体1,720円+税)
【2024年12月発売】
- 昭和の家事 増補版
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2023年10月発売】
- マンガ&イラスト解説 ギフテッド応援ブック
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2023年10月発売】
- くさい食べもの大全
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2015年04月発売】
[BOOKデータベースより]
素材も漬け床も作り方も多様な世界の漬け物を、発酵学・食文化研究の第一人者が食べ歩く。そもそも「漬かる」とは?催涙性の珍味「ホンオ・フェ」とは?日本列島を縦断し、東南アジアで芳香を楽しみ、ヨーロッパのピクルスに痺れる。さらに熟鮓、くさや、このわたなど、日本特有の「魚介漬け物」を堪能。漬け物なくして人類の食卓は成り立たない!
序章 漬け物とは何か
[日販商品データベースより]第1章 漬け物の歴史
第2章 日本漬け物紀行
第3章 漬け物の民族学―外国の漬け物
第4章 「熟鮓」の不思議な世界
第5章 日本の魚介漬け物を食べ歩く
加工食品としては最も歴史の古い漬け物。塩漬け、糠漬け、味噌漬け、酢漬け、粕漬けなどなど、日本はもちろん、世界中に存在する漬け物文化を、発酵学・醸造学・食文化研究の第一人者が食べ歩き、味わい尽くす。日本列島を縦断し、中国・韓国から東南アジアの少数民族の保存食、ヨーロッパのピクルスなど、世界の珍味を堪能。さらに「熟れ鮓」の不思議な世界や、くさや・このわたといった日本特有の「魚介漬け物」までを網羅する。
漬け物は、加工食品の中ではもっとも古い歴史を持つものであり、人間のつくったうれしい食の文化のひとつである。塩漬けから糠漬け、味噌漬け、酢漬け、粕漬け・・・などなど、日本はもちろん、世界のどの民族にも漬け物文化が存在し、漬け物なくして人類の食卓は成り立たない、と言っても過言ではない。素材も作り方もさまざまな「漬け物の世界」を、発酵学・醸造学・食文化研究の第一人者が食べ歩き、味わい尽くした一冊。
そもそも「漬かる」とはどういうことなのか、まず化学的、微生物学的に解説。そして、日本および中国ほか各国の漬け物の歴史を概観し、いよいよ、各地の名物漬け物を探訪する。
日本列島を縦断し、漬け物天国・東北地方の「がっこ」「ハタハタ鮓」「印籠漬け」、山梨の「煮貝」、京都の「酢茎」、山口の「寒漬け」、高知の「酒盗」、福岡の「めんたい漬け」、熊本の「白うるか」、沖縄の「ジージキ」・・・などなどを紹介。各地各様ながら、「いかなる時代にも漬け物をないがしろにしたことはない」という日本人の食生活が浮かび上がる。
次に多民族国家・中国の搾菜・泡菜、韓国のキムチ、タイの「パクドン」、タガメの塩漬け「メンダナア」、ミャンマー名物「茶の葉の漬け物」、ヨーロッパのピクルス、ザウアークラウトなど、世界の珍味を堪能。
さらに本書では、アユ・サバ・サンマなど「熟れ鮓」の不思議な世界や、くさや・このわた・からすみといった日本特有の「魚介漬け物」までを網羅する。
[原本『漬け物大全 美味・珍味・怪味を食べ歩く』平凡社新書、2000年刊]