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- バザーリア講演録 自由こそ治療だ!
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イタリア精神保健ことはじめ
CONFERENZE BRASILIANE
岩波書店
フランコ・バザーリア 大熊一夫 大内紀彦 鈴木鉄忠 梶原徹
- 価格
- 3,190円(本体2,900円+税)
- 発行年月
- 2017年10月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784000244855
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[BOOKデータベースより]
世界に先駆けて精神病院(マニコミオ)を廃止し、社会に開かれた地域精神保健サービス体制を確立したイタリア。その大変革をリードしたのが、精神科医フランコ・バザーリアだった。最晩年に行われた「ブラジル講演」では、バザーリアのラディカルな実践と人間味あふれる思想が、聴衆の疑問や批判に応えながら活き活きと語られている。精神保健の未来を切り拓く「知」と「技術」が凝縮したバザーリアの遺言が、いま日本に伝わる!
第1部 治療と自由―サンパウロ講演(精神医療は自由の道具か抑圧の道具か;地域社会における精神医療チームの活動;精神医療施設についての批判的分析;公共医療における精神医療の統合;社会構造と健康と精神病)
第2部 医療と権力―リオデジャネイロ講演(精神病院における権力と暴力;抑圧と精神病;科学と人間的欲求への犯罪視;国家権力と精神医療)
第3部 もう一つの道―ベロオリゾンテ講演(ベロオリゾンテへの二つの旅;精神医療と民衆の参加;精神保健の取り組みにおける代替案;精神医療と政治―バルバセーナ精神病院;精神医療における「公」と「私」)