- 目くじら社会の人間関係
-
- 価格
- 946円(本体860円+税)
- 発行年月
- 2017年09月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784062915038
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[BOOKデータベースより]
世間があるのは日本だけ!タテ社会だけど実はヨコの圧力が強い日本―1998年を分岐点に変化した社会構造を斬る!SNS炎上、謝罪会見、過労死…窮屈な世間を楽々と渡る技術!!
第1章 日本だけに存在する「世間」とは何か
[日販商品データベースより]第2章 拡散するバッシングの背景
第3章 猛威をふるう「空気読め」の構造
第4章 実は不平等な日本社会
第5章 アイドルとヤクザに権利はあるか
第6章 なぜ日本には自殺者が多いのか
2016年4月の熊本地震に際し、タレントの紗栄子さんが義援金を寄付したことをインスタグラムで公表したところ、ネットで大批判された。寄付したことが批判されるなど、海外だったら考えられない。 このようにインターネットが普及した日本では、誰しもネットに容易にアクセスできるようになり、「一億総目くじら社会」になっている。なぜ、こうなるのか? 世界でも日本だけに存在する世間の構造を解明せよ
ここのところ、訳の分からないバッシングが止まらない。
2016年4月の熊本地震のときは、ネット上で「不謹慎刈り」と呼ばれる一連のバッシングが起きた。タレントの紗栄子さんが義援金を寄付したことをインスタグラムで公表したところ、それがネットで批判された。寄付したことが批判されるなど、海外だったら考えられない。
このように近年、インターネットが普及した日本では、誰しもネットに容易にアクセスできるようになり、「一億総目くじら社会」になっている。いったいなぜ、こうなるのか?
それは、日本ではどんなところでも、津々浦々にわたって「世間」が支配しているからである。「世間」のルールに反するような行為は、仮にそれが正しいことであっても批判を受け、バッシングされ、ブログが炎上することになる。
この「世間」は、外国には存在しない日本独特のもの――「1億総目くじら社会」を軽々と生き抜くヒントを!