- 海の地政学
-
海軍提督が語る歴史と戦略
Sea Power- 価格
- 2,420円(本体2,200円+税)
- 発行年月
- 2017年09月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784152097071
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[BOOKデータベースより]
米海軍出身者初のNATO欧州連合軍最高司令官を務めたジェイムズ・スタヴリディス提督。現役時代から尊敬を集め、現在はタフツ大学フレッチャー・スクールで学長を務める元海軍大将が、歴史への深い洞察と自らの豊富な艦隊勤務の経験をもとに、今後の世界の行方を左右する海洋戦略を語る。地中海の覇権をめぐる古代ギリシャ諸国やローマの海戦、コロンブスやマゼランらによる大航海、太平洋を舞台にした日米の艦隊戦、台頭から中国や核・ミサイル開発を進める北朝鮮の動向など、古今東西の海事史に照らして現下の情勢を見定め、通商、資源、環境面にも目を配りつつ、「海」がいかに人類史を動かし、今後も重要であり続けるかを説き明かす。海軍理論家マハンの系譜を次ぐ新たな「シーパワー(海上権力)」論に、日本と世界の針路が見える。海事・貿易関係者、国際情勢に関心のある読者は必読の書。
第1章 太平洋 すべての海洋の母
[日販商品データベースより]第2章 大西洋 植民地支配のはじまり
第3章 インド洋 未来の海洋
第4章 地中海 ここから海戦は始まった
第5章 南シナ海 紛争の危機
第6章 カリブ海 過去に閉じ込められて
第7章 北極海 可能性と危険
第8章 無法者の海 犯罪現場としての海洋
第9章 アメリカと海洋 二一世紀の海軍戦略
35年にわたり米海軍軍人として活躍し、NATO欧州連合軍最高司令官を務めた元提督が語る海の歴史と戦略。太平洋、南シナ海などの海域別に、マハン『海上権力史論』と自らの艦隊勤務の経験をもとに読み解く。「海の地政学」から日本の生き残り策が見えてくる