- 一茶の相続争い
-
北国街道柏原宿訴訟始末
岩波新書 新赤版1674
- 価格
- 836円(本体760円+税)
- 発行年月
- 2017年08月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784004316749
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[BOOKデータベースより]
俳人小林一茶、こと百姓弥太郎。その十年に及ぶ異母弟との骨肉の争いを語るものは少ない。父の遺書を楯に家産をむしり取る、欲に憑かれた嫌われ者。そんな弥太郎の主張がなぜ罷り通るのか。そこには契約文書がものを言う北信濃の文治社会の存在があった。史料を読み解き、一茶が巧みに覆い隠した弥太郎の本性を明るみに出す。
第1章 柏原村百姓弥太郎執念の家産分割相続(「取極一札之事」を読み解く;この分割相続は分地制限令の御法度に違反しないのか ほか)
第2章 北国街道柏原宿(北信濃の兵農分離;柏原村と柏原宿 ほか)
第3章 宿存亡をかけた訴訟に勝つ(明専寺住職不帰依訴訟;川東道塩荷通行差し止め江戸訴訟)
第4章 繁栄する柏原宿と不運に見舞われる一茶(富貴なる宿柏原;一茶柏原宿に念願の帰住を果たす ほか)
終章 一茶死して柏原宿入り口に句碑が建つ