- 中村正義の世界
-
反抗と祈りの日本画
集英社新書ヴィジュアル版 043V
- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2017年08月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784087208948
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[BOOKデータベースより]
日本の伝統的美意識の象徴として、美しく描かれてきた舞妓像。しかしそれは本当の舞妓の姿を捉えているのか。美しく表現するだけでは、舞妓の本質を捉えたことにはならないのではないか。画家の中村正義(一九二四‐一九七七年)は、折角つかんだエリートの道を捨てて画壇の旧い体質と対決、こうして怪異な舞妓像を画き続けた。生涯、病気がちだった彼は、そのような舞妓に自らを重ね合わせ、さらに舞妓をあたかも仏画のごとく描くようになっていく…。異端の画家の生涯を見直し、舞妓像・仏画・風景画・顔の連作といったジャンルごとにその作品を解読する。初の入門書にして決定版。
プロローグ Kさんへの手紙
[日販商品データベースより]第1部 中村正義の生涯
第2部 中村正義の絵画、その秘密(なぜ舞妓を描き続けたのか;仏画と風景画の意味;顔の画家)
エピローグ Kさんへの第二信
スキャンダラスな「舞妓」、300を超えるグロテスクな「顔」、奇妙な「仏画」で知られる中村正義。画壇のエリートだった男が、なぜそのような絵を描き続けたのか。生涯を追い作品を分析する。