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[BOOKデータベースより]
600人を超える知識人・ジャーナリスト・政治家などが書きつけた同時代の膨大な論考を読み解き、鋭利に論評。地域格差、労働環境、介護、科学技術、金融緩和、グローバリズム、そして軍事問題など、現代日本の課題へ独自の解釈と回答を示す。『朝日新聞』論壇委員担当時のメモ3年分を所収。
「政治の対立軸」はいかにして可能か―経済政策と労働改革
[日販商品データベースより]立憲主義とはなにか―自殺・うつ病・財政、そして民主主義
ポピュリズムを呼びこむもの―「橋下現象」と自民党改憲草案
「アベノミクス」への評価―リフレ政策をめぐる緒論
猫が読んだ憲法論議―中東地域研究と知識人たちの憲法観
身近な「停滞ニッポン」―婚活、ヤンキー、シルバー民主主義
連帯をもたらす経済―日中関係、財政、税制
「悪の凡庸さ」―ヘイトスピーチ、安保基本法、ロボット戦争
構造改革と原発―金融緩和と産業政策
メキシコからの視点―尖閣諸島、選挙制度改革、AKB48〔ほか〕
◆新たな知の立脚点を求めて
縮小する経済、混迷を極める政治と難題が山積みの日本。停滞感からヘイトスピーチをしたり教育勅語復活を訴えるような排外的で夢想的な勢力が力をつけています。既存の論壇・思想が頼りない今こそ、核心を突く問題提起を探しだし新しいビジョンを共に作る必要があるでしょう。近現代思想史の大局を見抜いてきた著者が、凡庸なものから先見性をもつものまで600人以上の論考を読み、労働環境を改善しうるジョブ型正社員論、自助に誘導される介護政策の問題、素朴実在論に陥らないビッグデータの利用法、アメリカの軍事リバランシングを巡る混乱など、難題を解きほぐしていきます。知的状況の記録であるとともに未来への指針を得られる地図となる時評集です。