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[BOOKデータベースより]
私たちが模型を作る場合、モノと向き合っているが、それを通して向こうの「実物」に思いを馳せてもいる。このとき、模型という「モノ」は、ある種の「メディア」になっている。「モノがメディアになる」という問題意識のもと、日本社会のなかの模型について、歴史・現在・理論の三つの側面から解き明かす。
模型というモノ/メディア
[日販商品データベースより]第1部 歴史(日本の近代化と科学模型;帝国日本の戦争と兵器模型;戦後社会とスケールモデル/プラスチックモデル)
第2部 現在(情報消費社会とキャラクターモデル/ガレージキット;グローバル化・デジタル化と拡散する模型)
第3部 理論(ポピュラー文化における「モノ」―記号・物質・記憶;「モノ」のメディア論―メッセージ・ネットワーク・オブジェクト)
模型のメディア論
模型を作ることは、モノと向き合いながら同時に、それを通して向こうの「実物」に思いを馳せることでもある。このとき、模型という「モノ」は、ある種の「メディア」になっている。日本社会のなかの模型について、歴史・現在・理論の3つの側面から解き明かす。