[BOOKデータベースより]
猫がご飯をたべていたのは、絵高麗の梅鉢という高価な茶碗。気づいた道具屋は、なんとかそれを手に入れようとして…。茶店に広がる、とっても落語な小宇宙。こどもも大人も楽しめる、可笑しさいっぱいのお話。
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むかしむかしのお話です。高価なものを探し出してはそれを安く買い、別のところで高く売る、道具屋さんという人々がおりました。とぼとぼと川岸をゆくひとりの道具屋。もうけのなかった旅の途中に、一軒の茶店で足を休めます。ふと奥に目をやると、猫がエサを食べている。それを見て道具屋はびっくり!エサの入っている茶碗が、なんと「絵高麗の梅鉢」という、たいへん高価なものではありませんか!物の価値を知らない店主だ……ほくそ笑む道具屋。その茶碗を手に入れるために、小ずるい知恵を働かせるのですが──。落語の演目「猫の皿」が絵本化!いかにも落語らしい軽妙なかけあいが心地よい一冊です。皿をちょうだいしようと奮闘する道具屋の必死な様子に笑いながら読み進めていけば、ラストにはなんとも思わぬどんでん返しが待ち構えていて──!?最後の一行でバシッと気持ちよくオチる、落語の醍醐味が存分に味わえる作品。人間国宝・柳家小三治監修、落語を楽しむための入門としてもおすすめの一冊です。
(小説家 堀井拓馬)
田舎に住む人たちをだまくらかして、いいものを安く仕入れて・・・なんて、ちょっと悪知恵の働く道具屋さん。
素晴らしい焼き物を見つけて、安く買い上げてやれ・・・なんて思っていたら・・・(笑)
実は偽物なんじゃないかとか、うっかり猫が割るんじゃないかとか、いろんなオチを考えながら読んでいたのですが、まさかあんなオチとは(笑)
息子と一緒に思わずニヤリとしてしまう、ちょっと毒のあるオチでした。(hime59153さん 40代・三重県 男の子6歳)
【情報提供・絵本ナビ】