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[BOOKデータベースより]
小説の“文体”に着目。ある文体が国境や言語を越えて作用するときに、どのように模倣され、誤読され、変形されたのかを“言語”に密着し分析しながら、新しい文体の創出は個人的なものであるだけでなく、集団的な作用から生み出されることを明らかにした、画期的に文学論!
第1章 ジョイス『ユリシーズ』の断片的形式と伊藤整、川端康成(『ユリシーズ』の「内的独白」とデュジャルダンの『月桂樹は切られた』;ユリシーズの内的独白 ほか)
第2章 中国における一九二〇年代から四〇年代にかけての「意識の流れ」(ジョイス、ウルフ、マンスフィールドの輸入状況;ヴァージニア・ウルフの文体 ほか)
第3章 新時期中国における「意識の流れ」と高行健の「言葉の流れ」(雑誌『外国文芸』と袁可嘉編『外国現代派作品選』;王蒙の「東方意識流」 ほか)
第4章 魔術的リアリズムの文体とその中国における変容(魔術的リアリズムとは何か;リアリズムからシュルレアリスム、魔術的リアリズムへ)
第5章 ブラックユーモア(ブラックユーモアとは何か;『キャッチ=22』の文体 ほか)