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[BOOKデータベースより]
『天皇制国家の支配原理』以来、一貫してラディカルな批評精神をもって時代状況に対峙し続けた思想史家・藤田省三。本書は、藤田が読書会や講義・講演の場で展開した、自由な飛躍と挑発的ニュアンス、独特のリズムで切り口鮮やかに問題の本質を抉り出す「語り」を生き生きと再現。「談論風発」の人・藤田の、書き残された著作にないもう一つの魅力を伝える。岩波現代文庫オリジナル版。
1 現代における「読み」のデッサン(現代とはどのような時代か;「古典」を読むとは―丸山眞男『現代政治の思想と行動』を素材として)
2 語る藤田省三(1)―ある読書会の記録から(根源的なこと―森鴎外「現代思想(対話)」を読む;物化する世界―尾崎翠『第七官界彷徨』を読む;瞬間の啓示力―ジョイス『若い芸術家の肖像』『ダブリンの市民』を読む;解体と孤独の時代―ベケット『ゴドーを待ちながら』を読む;「亡命」経験を生きる―ブレヒト『ガリレイの生涯』を読む)
3 語る藤田省三(2)―都市の精神史(我らが同時代人・徂徠―荻生徂徠『政談』を読む;「小国寡民」を求めて―カール・E・ショースキーを読む)
4 根本問題の析出(表現の根にあるもの;クロスする観点をきたえる;言語表現としての故事新編―転形期と表現について)