- 福沢諭吉
-
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2017年06月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784389441111
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[BOOKデータベースより]
福沢諭吉は、思いのままにその生涯を送り、満足しつつこの世を去ったといわれる。この諭吉の死に対して、当時の内外の新聞はこぞって弔詞を掲げ、衆議院は空前の院議としての哀悼の決議を行った。こうした事実は、諭吉に対する同時代人の評価を直截に示すものであろう。しかし、現在から、改めて近代日本の栄光と悲惨のなかに諭吉をおき、その全体像を鳥瞰するとき、同時代人の評価とはおのずと異なってくる。本書は、宗教との係わりを重視しつつ、諭吉の既成像を一新しようとする。
序章
[日販商品データベースより]1 中津藩士として(「日用の学」;蘭学修業)
2 外遊と著述と(最初の渡米;貪欲なヨーロッパ行;翻訳と著述;二度目の渡米と『西洋事情』)
3 啓蒙と出版と(維新前後;『学問のすゝめ』の意図;出版業者として)
4 慶応義塾と彦次郎と(慶応義塾の設立;『学問のすゝめ』と宗教観;諭吉の分身)
5 列強に伍して(宗教について;軍備拡張のために;晩年の諭吉)
福沢諭吉は、思いのままにその生涯を送り、満足しつつこの世を去ったといわれる。
この諭吉の死に対して、当時の新聞は弔詞を掲げ、衆議院は空前の院議としての哀悼の決議を行った。
しかし、現在から、改めて近代日本の栄光と悲惨のなかに諭吉をおき、その全体像を鳥瞰するとき、同時代人の評価とはおのずと異なってくる。
本書は、宗教との係わりを重視しつつ、諭吉の既成像を一新しようとする。