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[BOOKデータベースより]
本書は、幕末期に江戸幕府が創設した近代海軍、いわゆる幕府海軍の実態を解明するものである。明治期以降に偏重していたこれまでの海軍研究とは一線を画し、本書では幕末期の海軍建設と、明治海軍との連続性、非連続性に焦点を当てる。伊勢の豪商竹川竹斎、幕臣勝麟太郎(海舟)ら近世日本人の海軍認識、咸臨丸米国派遣の成果と課題、艦船運用や経費執行の状況、人事システムの構築、第二次幕長戦争における戦闘の様相、明治政府への移管など、幕府海軍の軍事組織としての活動実態を、広範な史料を駆使して明らかにする。
序章 近世日本の海軍力に関する諸問題
[日販商品データベースより]第1章 近世日本人の海軍認識―竹川竹斎「護国論」を中心に
第2章 幕臣勝麟太郎の海軍論―嘉永六年海防建白書を中心に
第3章 安政期の海軍建設と咸臨丸米国派遣―訓練から実動への転換
第4章 万延・文久期の海軍建設―艦船・人事・経費
第5章 文久期の海軍運用構想
第6章 元治・慶応期の海軍建設と第二次幕長戦争
第7章 慶応の改革と幕府海軍の解体
本書は幕末期における近代的な海軍の建設過程、すなわち江戸幕府によって創設された海軍の実態を解明する。
日本の海軍に関する従来の研究は明治期以降が中心であり、幕末期における海軍建設とその運営の実態を解明する研究は、重要性を指摘されながら質・量ともに十分なものではなかった。特に、明治海軍との連続性と非連続性を論じる上で軍事組織としての活動実態を踏まえた議論が行われてこなかったのは研究史上の大きな問題点であり、本書はそこに焦点を合せている。
洋式軍艦の導入と豪商・竹川竹斎、幕臣・勝麟太郎(海舟)の海防論、軍艦咸臨丸の米国派遣の成果と明らかになった軍事組織としての問題点、繰り返される組織改革と、第2次幕長戦争での実戦投入、その後の解体など、13年間の軍事組織としての実態をはじめて明らかにし、艦船、施設、実務レベルの人的資源に見られる幕府海軍と明治海軍との間の極めて強い連続性を指摘。幕府海軍を日本における近代海軍の端緒に位置づける。