江戸前期上方色摺史の研究

グローバルな進化の過程の下で

印刷学会出版部
町田恵一　

• 価格: 30,800円（本体28,000円＋税）
• 発行年月: 2017年05月
• 判型: Ｂ５
• ISBN: 9784870852228

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１章　切支丹来朝と角倉（吉田）氏（切支丹時代の幕開け―教育と切支丹の開版事業；我が国に於ける色摺版本の濫觴『塵劫記』と吉田光由）
第２章　江戸前期上方色摺版本の系譜（吉田光由以後の色摺版本；上方開版（彫、摺）江戸販売の色摺俳書；一枚摺　紅摺絵への始動）
第３章　紙及び印刷術の発明と進化（紙の発明と進化；印刷術）

[日販商品データベースより]

近世の日本および海外における、色摺技法の発生と進化の過程を、伝世する資料により検証する。また紙の発生と進化、及び、世界の印刷技術についてまで言及し、グローバルな視点で印刷技術がどのように進化し、伝播していったかについて検証していく。