- 負け組の日本史
-
蘇我氏、平家、南朝、足利家、関ヶ原西軍……その後どうなった?
じっぴコンパクト新書 320
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2017年04月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784408456379
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[BOOKデータベースより]
蘇我入鹿、新田義貞、石田三成、徳川慶喜…日本史の流れを変えるターニングポイントで敗れた者や家族は、その後、どうなったのか?しぶとく生きのびた者、意外にも出世した者、いつの間にか消えていった者、そして現代にまで続いている者…敗者がたどった、知られざるもうひとつの日本史。
1 「節目の大戦」で敗れた負け組(「平家にあらずんば人にあらず」。そう言った平時忠がちゃっかり生きのびた!;滅亡直前に誕生した清盛の孫、鎌倉時代に大宰府の役人にまで出世! ほか)
2 しぶとく「生きのびた」負け組の執念(学問の神様の子孫は、学者一族として細々と存続した!;室町幕府とたびたび対立した鎌倉公方、その家系は明治維新まで粘っていた! ほか)
3 意外と「出世した」負け組の大逆転(排仏を唱えるも政争に敗れて消えた物部氏。その末裔でいちばん出世したのは、僧侶!?;天武天皇に敗れた大友皇子の子が、そのまま皇室に残って重鎮となっていた! ほか)
4 いつの間にか「消えた」負け組のゆくえ(中大兄皇子に味方した蘇我氏の傍流。その後、粛清されて根絶やしにされていた;2度も辛酸をなめた天才閣僚・吉備真備の復活と不肖の息子 ほか)
5 「現代まで続く」あの負け組の子孫たち(源頼義、義家親子に討伐された安倍氏の子孫は、なんと総理大臣!;茶器とともに爆死した松永久秀の子孫がケータイサービスの生みの親となった! ほか)