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[BOOKデータベースより]
グローバルな市民社会に向かう中国。そしてその不可避の動きを引き戻そうとする力。多様かつ複雑な思想史的背景をもつ中国の市民社会論を、歴史的現実を踏まえつつ理論的に再検討。日中間の社会科学者による共同作業を通し、市民社会をめぐる言説空間を構築する。
中国における「市民社会」論の現在
第1部 現代中国における「市民社会」論(市民社会の理論研究;国家と社会―中国における市民社会研究の回顧;中国市民社会論研究の現状と課題・展望―市民社会と法治国家間の関係研究に基づく考察;中国公民社会の制度的環境;マルクス主義とアジア社会発展理論の時代的価値;市民社会の理念と中国の未来;公民儒教の進路―陳明先生訪問記;天国のティートーク)
第2部 現代日本における「市民社会」論(市民社会と階級独裁;厳復(一八五四〜一九二一)の『国富論』中国訳(一九〇一〜二)について;革命の社会学再論;現代中国の「市民社会問題」への視座;市民社会と資本主義、社会主義、共同体―日本の市民社会論の経験から;脱西欧中心主義的な「市民社会」の発展と平等主義的自由主義―東アジア市場社会における「法治」と「人権」問題のために;アジア的生産様式と市民社会;中国社会理論は何を前景化したのか?―市民社会と公民社会をめぐる論争二十五年史;権力に従順な中国的「市民社会」の法的構造;フランスの思想家から見た中国と市民社会(Civil Society)―モンテスキューを中心に;K・A・ウィットフォーゲルの「市民社会」論―専制主義体制下における国家と社会)