- 『レ・ミゼラブル』の世界
-
- 価格
- 858円(本体780円+税)
- 発行年月
- 2017年03月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784004316558
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[BOOKデータベースより]
世界的な名作『レ・ミゼラブル』を通読した読者は少ない。原因はその長大さばかりでなく、「哲学的部分」と呼ばれるユゴーの膨大な「蘊蓄」にある。しかし、「哲学的部分」こそ実は一番面白い。作品の成立の過程を辿り、歴史的背景を参照しつつ、作品に込められたユゴーの思想を読み解く。
第1章 『レ・ミゼラブル』とはどんな小説か(読みづらい小説;小説の構成とあらすじ ほか)
[日販商品データベースより]第2章 ふたりのナポレオンと『レ・ミゼラブル』(ナポレオンとフランス小説;遍在するナポレオン ほか)
第3章 再執筆とナポレオンとの訣別(亡命作家ユゴーの反撃;冊子『小ナポレオン』の主張 ほか)
第4章 ジャン・ヴァルジャンとはどういう人物か(ジャン・ヴァルジャンの造形;貧困と刑務所が生んだ犯罪者 ほか)
第5章 「哲学的な部分」とユゴーの思想(貧困と社会主義;進歩という思想 ほか)
フランスで聖書の次に読まれ、その名を広く知られる『レ・ミゼラブル』。作家の伝記とともに成立過程を辿り、亡命先で完成された畢生の大作に織り込まれたユゴーの思想をひもとく。大作にチャレンジしたくなる1冊。