- モラルの起源
-
実験社会科学からの問い
岩波新書 新赤版1654
- 価格
- 924円(本体840円+税)
- 発行年月
- 2017年03月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784004316541
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[BOOKデータベースより]
私たちヒトは、うまく群れ生活を送っていけるように、その心を進化させてきた。しかし、「群れ」や「仲間」を大きく超えて人々がつながる現代、私たちが対立を乗り越え、平和で安定した社会を築くにはどうしたらよいのか。「実験社会科学」という新たなアプローチで、メタモラルの可能性を文理横断的に探る意欲作。
第1章 「適応」する心(生き残りのためのシステムとしてのヒト;適応環境としての群れ)
[日販商品データベースより]第2章 昆虫の社会性、ヒトの社会性(群れを優先させるハチ;個人を優先させるヒト)
第3章 「利他性」を支える仕組み(二者間の互恵的利他行動;社会的ジレンマと規範・罰;情と利他性)
第4章 「共感」する心(動物の共感、ヒトの共感;内輪を超えるクールな共感)
第5章 「正義」と「モラル」と私たち(セーギの味方の二つの疑問;いかに分けるか―分配の正義;社会の基本設計をめぐって―ロールズの正義論;正義は「国境」を超えるか?)
群れで生きるための心の働きを進化的に獲得してきたヒト。私たちの脳は仲間うちを超えて平和な社会を築けるのか。心理学などの様々な実験をもとに文系・理系の枠を飛び越え人の社会を支える心のしくみを探る意欲作。