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- 『青鞜』の冒険
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女が集まって雑誌をつくるということ
集英社文庫 も26ー8
- 価格
- 814円(本体740円+税)
- 発行年月
- 2017年03月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784087455595
[BOOKデータベースより]
「元始女性は太陽であった。」という平塚らいてうの創刊の辞が有名な、女性による女性のための雑誌『青鞜』。その創刊から休刊までを「雑誌編集」という独自の観点から描く。掲載作品から広告、デザインまでを紹介しつつ、雑誌刊行の高揚感や苦労をしのぶ。らいてう、伊藤野枝、尾竹紅吉、保持研ら刊行に携わった女性たちの等身大の姿を浮き彫りにする傑作評伝。第24回紫式部文学賞受賞作品。
第1章 五人の若い女が集まって雑誌をつくること
第2章 いよいよ船出のとき
第3章 広告から見えてくる地域性
第4章 尾竹紅吉、あるいは後記の読み方
第5章 伊藤野枝の登場
第6章 『青鞜』の巣鴨時代
第7章 保持研の帰郷
第8章 『青鞜』の終焉
女性解放運動の象徴と言われた雑誌『青鞜』の創刊から終刊までを追った評論。雑誌編集という観点からの分析により、平塚らいてうら“新しい女性”たちの等身大の姿を浮き彫りにする。
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