豊臣政権の東国政策と徳川氏

佛教大学研究叢書　２９

仏教大学 思文閣出版
片山正彦　

• 価格: 6,600円（本体6,000円＋税）
• 発行年月: 2017年02月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784784218752

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１章　天正年間における豊臣政権の在京賄料
第２章　豊臣政権の対北条政策と家康
第３章　天正後期豊臣政権の「取次」と家康
第４章　豊臣政権の統一過程における家康の位置付け
第５章　豊臣政権樹立過程における於次秀勝の位置づけ
第６章　「江濃越一和」と関白二条晴良―秀吉権力の源泉の解明に向けて

[日販商品データベースより]

近年発見された「九月十七日付家康書状」。そこから新たに見えてきた豊臣と徳川の関係とは…。
　本書は、新出史料の分析を中心に、豊臣・徳川の政治的関係を見直しつつ、豊臣政権の東国政策の一端を明らかにしようとするものである。
　第五回「徳川奨励賞」を授与された研究をもとに、これまで「惣無事」論や「取次」論を語る際に前提とされてきた通説をくつがえすことを試みた意欲作。