- アメリカ帝国の終焉
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- 価格
- 836円(本体760円+税)
- 発行年月
- 2017年02月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784062884136
[BOOKデータベースより]
変貌する国際関係を追跡してきた著者が、アメリカ・デトロイト、インドネシア・ジャカルタ、中国・寧夏、日本・北海道を歩きながら描き出す、グローバリズムを日本が生き抜くための知恵。
序章 トランプ・ショック以後(二匹の妖怪;二つのグローバル化;二つのアメリカン・ポピュリズム;トランプのつくる世界)
第1章 衰退する帝国―情報革命の逆説(デトロイトの冬;解体するアメリカ;過剰拡張する帝国;情報革命の逆説;失われていく覇権)
第2章 テロリズムと新軍産官複合体国家―喪失するヘゲモニー(テロリズムという闇;テロリズムとは何か;新軍産官複合体国家へ)
第3章 勃興するアジア―資本主義の終焉を超えて(ジャカルタの夏;勃興するアジア資本主義;太平洋トライアングルからアジア生産通商共同体へ)
終章 同盟の作法―グローバル化を生き抜く知恵(もう一つの中国;空間オーナスから空間ボーナスへ;同盟の作法;グローバル化を生き抜く知恵)
世界を徘徊するポピュリズムとテロリズムという二匹の妖怪。ブレグジット、トランプ・ショック、その次は? アメリカ大衆の反逆、泥沼化する中東、勃興するアジア型資本主義――、多極化世界の新しい見取り図とは? 変貌する国際関係を追跡してきた著者が、アメリカ・デトロイト、インドネシア・ジャカルタ、中国・寧夏、日本・北海道を歩きながら描き出す、グローバリズムを日本が生き抜くための知恵。
世界を徘徊するポピュリズムとテロリズムという二匹の妖怪。ブレグジット、トランプ・ショック、その次は?
アメリカ大衆の反逆、泥沼化する中東、勃興するアジア型資本主義――、これが多極化世界の新しい見取り図だ!
世界最大の自動車生産都市として栄華を誇ったアメリカ・デトロイトの荒廃が示す、「ものづくり資本主義」から「金融証券資本主義」への変貌。首都ワシントンの職業政治家、ウォール街への大衆の反逆。
アフガニスタン、イラク、そしてシリアと、中東でつづけられる「もっとも長い戦争」の裏で進む、アメリカの「軍産官複合体」国家化。
その一方で、インドネシア・ジャカルタや中国・寧夏の喧噪が示す、欧米型とは異なる新興アジア型資本主義の興隆。
米欧日などの先進国から、中国やインドなど新興国への主軸転換、南北が逆転しつつある、新しいグローバリズムを、北海道・十勝をはじめとした、日本の地方の中小企業はどう生き抜こうとしているのか。
トランプ・ショック以後の、「同盟の作法」を、長年、国際政治を追跡してきた著者が描き出す。
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