[BOOKデータベースより]
日本国内のヘイトへの違和感、憤りから本書は出来上がった!そして、人種差別主義者にして性差別主義者、移民排斥論者の「トランプ大統領」が選出された「ヘイトの時代」にこそ、本書は刊行される意義がある!アメリカを「人種・民族・国籍・ジェンダー」の観点から論じた刺激的なテキストから浮かび上がる「日本を問い直すためのアメリカ史」!
第1部 マイノリティの表象を読みなおす(人種的“他者”としての黒人性―アメリカの人種ステレオタイプを例に;先住民族の大地―「移民の国」という幻想への抵抗;統治の制度としての多様性―アメリカ同性愛者権利運動の歴史から考える;テクノロジーが創る国民・エスニシティ―文化的アイコンとしての科学・技術と集団アイデンティティ)
第2部 マイノリティの「コミュニティ」を再考する(「差別でなく区別」考―ジム・クロウ(人種隔離)は区別で、ERA(男女平等憲法修正)こそが差別なのか?;人種主義を生き延びるためのエスニシティ論―コミュニティの二重性をめぐって;労働史から見た移民コミュニティ―オマージュを乗り越えて;黒人都市ゲトーを見つめるまなざし―シカゴの事例から)
第3部 アメリカの「自由」とマイノリティ(「移動の自由」と「パスポート」―自由の国アメリカにおける不自由;「自由の国」の憲法と社会―日系人戦時強制収容から考える;アメリカ難民政策の問題点―受け入れ国への「感謝」が意味するもの)
日本国内のヘイト=「産経新聞」に掲載された
曽野綾子氏のコラム(2015年2月11日)への違和感、
憤りから本書は出来上がった!
そして、人種差別主義者にして性差別主義者、移民排斥論者
の「トランプ大統領」が選出された「ヘイトの時代」にこそ、
本書は刊行される意義がある!
アメリカを「人種・民族・国籍」といった観点で論じた
刺激的なテキストからは、
「日本を問い直すためのアメリカ史」が浮かび上がる。
【本書の特色】
各章末には、関連書籍の「読書案内」と、
本書の内容をより深く、そして読者のみなさんが
各章の問題提起、問題意識を日本社会にあてはめて
考えてもらうためのディスカッションのポイントを
挙げています。
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