- 僕ならこう読む
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- 価格
- 924円(本体840円+税)
- 発行年月
- 2017年02月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784413045087
[BOOKデータベースより]
『火花』(又吉直樹)、『異類婚姻譚』(本谷有希子)、『沈黙』(遠藤周作)、『羊と鋼の森』(宮下奈都)、『堕落論』(坂口安吾)―読書は、時代を生き抜く最強の武器になる。
第1章 他者とのコミュニケーションについて―『火花』又吉直樹/文藝春秋・『異類婚姻譚』本谷有希子/講談社
第2章 愛することについて―『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』本谷有希子/講談社文庫・『伊藤くんA to E』柚木麻子/幻冬舎文庫
第3章 信念を貫く生き方について―『沈黙』遠藤周作/新潮文庫・『塩狩峠』三浦綾子/新潮文庫
第4章 組織の怖さと残酷さについて―『真空地帯』野間宏/岩波文庫・『ニューカルマ』新庄耕/集英社
第5章 現実を見極める力について―『首飾り』モーパッサン/『モーパッサン短篇集』(ちくま文庫)に所収・『堕落論』坂口安吾/集英社文庫
第6章 運命と選択について―『私という運命について』白石一文/角川文庫・『羊と鋼の森』宮下奈都/文藝春秋
小説には、社会と時代を読み解くためのヒントが詰まっている。膨大な読書を背景に鋭く社会を切り取り続ける著者が、ベストセラーからどのように現代社会の動きや病理を読み取っているのかを解説。
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読書でいくつもの人生を仮想体験すれば、この混迷の時代を生き抜く力になります!