- 在庫状況:出版社よりお取り寄せ(通常3日〜20日で出荷)
- たまごにいちゃんとたまごねえちゃん
-
- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2017年01月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784790253143
[日販商品データベースより]
大人気シリーズ「たまごにいちゃん」に、ついに子どもが産まれた。親になった、たまごにいちゃんとたまごねえちゃんの子どもたちは、やっぱりたまごのままでいたいと思っていて…。シリーズ第17作。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- くれよんたちのきょうはなにをかこうかな?
-
価格:1,210円(本体1,100円+税)
【2024年03月発売】
- おまえうまそうだな さよならウマソウ
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2023年12月発売】
- しましまぐるぐるシールであそぼ!
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2024年04月発売】
- そらまめくんのありがとう
-
価格:935円(本体850円+税)
【2023年06月発売】
- そらまめくんのごめんなさい
-
価格:935円(本体850円+税)
【2023年09月発売】
人気シリーズ「たまごにいちゃん」第17作目は、りっぱな大人になったたまごにいちゃんとたまごねえちゃんが出会って、結婚して、子どもが産まれて……。その子どもたちは、やっぱり親に似てしまったみたい、というお話です。たまごの殻の中身はもう大きなおにいちゃんなのに、たまごから出たくない、たまごにいちゃん。同じく大きなおねえちゃんなのに、たまごの中の、たまごねえちゃん。シリーズの中でそんな2人は、ちょっとずつ殻を外していきました。あまえんぼうだったたまごにいちゃんも、わがままだったたまごねえちゃんも、りっぱな大人になったとき。ふたりの子どもが産まれます。その子たちは……「やっぱりたまごのままでした。親子はどうしたって似てしまうものです。」この一文、ドキッとしたパパとママはいませんか?元たまごにいちゃんとたまごねえちゃんだった、おとうさんとおかあさんは、子どもたちの気持ちがよくわかります。だから「はやく殻をわって、たまごからでてきなさい」なんて言わないんです。素敵ですね。(見習わなきゃ……)それどころか、殻から出たときの話を聞きたがる子どもたちに、包み隠さず、かっこわるくてわがままだった自分たちの話をします。おとうさんはうっかりまちがって割れちゃったし、おかあさんは殻から出てもわがままだったみたい。でも、ふたりの子は、おとうさんのおかあさんの話を聞いて思うんです。「ぼく、たまごはきにいってるけど、いつかわれるなら、それもいいかなーっておもった」ってね。まだまだたまごでいたい、という子どもの気持ちを大事にするおとうさんとおかあさん。もとい、元たまごにいちゃんと元たまごねえちゃんの姿に、心があたたかくなります。この絵本を読んでもらった子どもたちは、きっと「このままでいいんだ」「でも、いつかきっとたまごでなくなるときがくるんだ」と感じるに違いありません。そしてふたりの子のように「そのときが楽しみだねー」って思えたら、言うことないですよね。子どもの成長、それは子どもは子どもなりに、親は親なりに受け止めていく素敵なつみかさねの時間です。あわてず、あじわっていきたいなあ……。そんな思いにさせられる一冊です。
(絵本ナビライター 大和田佳世)
「たまごにいちゃんシリーズ」を読んできた子供達親達は、この展開に思わずニコッとしてしまうのではないでしょうか!
たまごにいちゃんとたまごねえちゃんが結婚して子供が生まれます、そしてその子供達も。
親となった二人が子供達に言う言葉もまたいいですね。
子供には子供時代をゆっくり味わって成長していってほしいなーと思いました。
日々色々急かしてばかりの自分に反省もします。。。(まゆみんみんさん 40代・兵庫県 女の子8歳)
【情報提供・絵本ナビ】