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[BOOKデータベースより]
古代世界に遊び、漢字の真の意味と成り立ちを追い求め、新たな文字体系を打ち立てた狂狷の人、白川静。二・二六事件の際に詠まれた短歌や様々なエピソードからその人物像に迫る一方、石牟礼道子、宮城谷昌光、村上春樹ら多くの作家への影響や、諸橋漢和辞典との比較を具体的な事例で概観する。
第1章 白川静と文学者たち(宮城谷昌光の出世作『天空の舟 小説・伊尹伝』;栗田勇『一休 その破戒と風狂』 ほか)
第2章 白川静『字統』と諸橋轍次『広漢和辞典』(「右」という字;「新」「薪」「親」 ほか)
第3章 白川静の弁証法的思考(否定者によって、止揚される;弁証法的思想家 ほか)
第4章 人間・白川静(お茶目で楽しい人 ほか)
第5章 ほんとうの碩学、白川静(「右」と「左」を合わせた文字;間違いの多い戦後の文字改革 ほか)
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没後10年にあたり、村上春樹ら多くの作家や、他の漢和辞典への影響を様々な資料から跡づけ、その新たな魅力と広がりを紹介する。