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[BOOKデータベースより]
仮名作品とは異なり、漢字文献である『萬葉集』を読む際には「訓読」の工程を抜きにすることはできない。資料として、10世紀後半成立の『赤人集』をとりあげ、従来いわれていた萬葉集との享受関係だけでなく、本文校訂や訓読面でも活用できることを実証。『古今和歌六帖』も視野に入れ、平安朝仮名文献活用の端緒を開く。「訓む」ために本文を校訂し、本文の校訂が「訓み」を変える。2つの連動を実践し、萬葉集の真の姿に切り込む!上代文学会賞、「文学・語学」賞、受賞論文収録。
第1部 萬葉集抄本としてみた赤人集(萬葉集伝来史上における赤人集の位置;西本願寺本赤人集の成立―萬葉集巻十抄本からの展開を中心に;赤人集三系統の先後関係―萬葉集巻十抄本の変遷史;赤人集と古今和歌六帖―十世紀後半の萬葉歌の利用をめぐって;萬葉集巻十および赤人集三系統対校表)
[日販商品データベースより]第2部 萬葉集の訓読と本文校訂(赤人集による萬葉集本文校訂の可能性;萬葉集の本文校訂と古今和歌六帖の本文異同―佐竹昭広説の追認と再考;「御名部皇女奉和御歌」本文異同存疑―諸伝本の字形の傾向から;類聚古集と廣瀬本の関係―共通する缺陥本文をめぐって;「雪驪朝楽毛」の本文校訂と訓読―次点本の本文が対立する場合の一方法)
第3部 萬葉集訓読の方法(「戯嗤僧歌」の訓読と解釈―「馬繋」と「半甘」を中心に;「献新田部皇子歌」訓読試論―「茂座」借訓説をめぐって;「篭毛與 美篭母乳」の訓読再考―注釈史の対立を読み直す;萬葉集の「風流士」―字訓史との関係から;「みやび」と「風流」の間隙―萬葉集と伊勢物語の非連続性)
結論 本書のまとめと展望
仮名作品とは異なり、漢字文献である『萬葉集』を読む際は「訓読」の工程を抜きにすることはできない。「訓む」ために本文を校訂し、本文の校訂が「訓み」を変える。2つの連動を実践し、萬葉集の真の姿に切り込む。