- 処刑人
-
創元推理文庫 ５８３ー０５
Ｈａｎｇｓａｍａｎ．- 価格
- 1,012円（本体920円＋税）
- 発行年月
- 2016年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784488583057
[BOOKデータベースより]
皮肉屋で独善的な文筆家の父と、人生への希望を失った母の元を離れて大学の女子寮に入った１７歳のナタリー。息詰まる家を脱出した先に待っていたのは、理解不能な同級生や高慢な上級生たち。ただ一人、トニーという風変わりな少女だけは他と違っていた。彼女なら、どこまででもあたしを連れていってくれる…。思春期の少女の心を覆う不安と恐怖、そして憧憬を描く幻想長編小説。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 少年の君
-
価格：1,265円（本体1,150円＋税）
【2024年12月発売】
- 房思□の初恋の楽園
-
価格：1,980円（本体1,800円＋税）
【2024年03月発売】
- 折れざる槍
-
価格：1,100円（本体1,000円＋税）
【2024年11月発売】
- ずっとお城で暮らしてる
-
価格：726円（本体660円＋税）
【2007年08月発売】
- なんでもない一日
-
価格：1,320円（本体1,200円＋税）
【2015年10月発売】
のマークが目印です。
ある日曜の夜。独善的な父親が開いたホームパーティで、ナタリーは見知らぬ男に話しかけられ、そのまま森の陰へと連れ込まれた。（たいしたことじゃない、何もかも忘れよう）おぞましい記憶を抑圧する彼女はカレッジの寮でもなじめず、同世代の少女に対する劣等感と優越感に苦しむ。やがて、トニーと名乗る少女との出会い、ナタリーは初めて他人に安らぎを見出すが……病んだ幻想世界と救いのない現実が交叉する、ジャクスンの真骨頂とも言うべき傑作。