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- 片翼の折鶴
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- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2016年11月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784488017927
[BOOKデータベースより]
医科大学の脳外科臨床講義。第一回目だというのに、初老の講師は意外な課題を学生たちに投げかけた。患者の脳にあった病変が消えてしまった、その理由を考えてみろというのだ。学生たちは推論を重ねていくが一向に正解にたどり着けない。しかし、西丸という学生ただ一人が、その意外な真相を導き出す―。選考委員が絶賛した第十一回ミステリーズ!新人賞受賞作「消えた脳病変」ほか、臨床医師として活躍するその後の西丸の姿を描いた四編を収めた連作ミステリ集。現役医師が贈る、“臨床探偵”西丸豊の静かな推理。
[日販商品データベースより]第11回ミステリーズ!新人賞を受賞した、西丸豊学生時代のエピソード「消えた脳病変」ほか、臨床医師として活躍するその後の西丸の姿を描いた4編を収めた連作集。現役医師が贈る、“臨床探偵”西丸豊の静かな推理。
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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- 北区の太
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地味に面白い
現役の医者である作者の医学ミステリー。人間の生死を司る医者と、犯人の生死を司る探偵という2つの才能(職業)が1人の人に宿ると、何故こうも題材が豊富で面白い内容の小説になるのだろう。探偵の役割を果たす西丸医師は、判断の材料を積み上げて行き、そこから結果として生じえない可能性を消去して行き、最後には結論を導き出す。派手さはなく地味であるが、安心感を感じさせる役どころ。5つの短編からなる連作ミステリーであるが、どれも面白かった。
第11回ミステリーズ!新人賞受賞作「消えた脳病変」を含む5編収録の医療ミステリ。現役医師が放つ、“臨床探偵”の静かな推理。