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- 中東の絶望、そのリアル
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戦場記者が、現地に暮らした20年
And then all hell broke loose.- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2016年11月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784022514332
[BOOKデータベースより]
中東から見た世界。ヨーロッパが引いた中東の国境線、100年の呪縛。IS戦闘員に加わる若者たちの論理。欧米の過ちと中東の矛盾が衝突する、失望と憤怒。戦場ジャーナリストが考察する絶望の次の中東―
PROLOGUE 「中東問題」の責任(1996‐1997カイロ)
1 夢想するカイロ(1997‐2000カイロ)
2 殺しのラリー(2000‐2003エルサレム)
3 イラク・サバイバル(2003バグダッド)
4 ステージ4の戦場記者(2003‐2006バグダッド)
5 国境地帯に降る爆弾(2006ベイルート、イスラエルとレバノンの国境地帯)
6 ISの萌芽(2006‐2007ベイルート)
7 独裁者と「アラブの春」の幸福(2008‐2011カイロ、リビア、シリア)
8 誘拐とパスタ料理(2011‐2013シリア)
9 増殖するISの残忍(2012‐2015中東周辺)
EPILOGUE 絶望の次の中東へ(2015ニューヨーク)
ヨーロッパが引いた中東の国境線、100年の呪縛。IS戦闘員に加わる若者たちの論理。ジャーナリストである著者が、中東に20年暮らした視点で戦場に身を置き、その実体験から複雑な歴史の概要を簡潔に解説。
ジャーナリストである著者は中東に20年暮らした視点で、その複雑な歴史の概要を簡潔に解説する一冊。またイラク戦争、アラブの春、シリア内戦の現場に身を置いた実体験から中東各国の思惑と動向を辿り、IS国誕生に至るプロセスの本質に迫る。