- 櫛挽道守
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- 価格
- 924円(本体840円+税)
- 発行年月
- 2016年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784087455137
[BOOKデータベースより]
幕末の木曽山中。神業と呼ばれるほどの腕を持つ父に憧れ、櫛挽職人を目指す登瀬。しかし女は嫁して子をなし、家を守ることが当たり前の時代、世間は珍妙なものを見るように登瀬の一家と接していた。才がありながら早世した弟、その哀しみを抱えながら、周囲の目に振り回される母親、閉鎖的な土地や家から逃れたい妹、愚直すぎる父親。家族とは、幸せとは…。文学賞3冠の傑作がついに文庫化!
[日販商品データベースより]幕末の木曽。年頃になれば嫁ぐのが当たり前の時代。父の背中を追い、ひたむきに櫛挽職人をめざす女の物語。〈受賞情報〉中央公論文芸賞(第9回),柴田錬三郎賞(第27回),親鸞賞(第8回)
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幕末、木曽山中の小さな宿場町。年頃になれば女は嫁すもの、とされていた時代、父の背を追い、櫛挽職人をひたむきに目指す女性を描く。中央公論文芸賞、柴田錬三郎賞、親鸞賞受賞作。(解説/佐久間文子)