- 美術の窓 2016年 12月号
-
月刊 生活の友社
- 価格
- 1,676円(本体1,524円+税)
- 発売日
- 2016年11月19日
- 判型
- B5変
- JAN
- 4910076931268
- 雑誌コード
- 07693-12
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天保10年(1839)、新橋の商家に生まれ、12歳で歌川国芳に入門。以降、次々と傑作を世に送り出した浮世絵師・月岡芳年。凄惨な流血表現の作品も多いことから「血みどろ絵師」と称される芳年だが、実は歴史画や妖怪絵、美人画の名手でもあり、一方で新時代の潮流に乗り新聞、小説挿絵で大衆の人気を得た。繊細な人柄ゆえか生涯で二度精神を病みながらも、54歳で没するまで旺盛に作品を発表し続けた芳年。幕末・維新の乱世を、独自の画風を切り拓き逞しく生き抜いた天才浮世絵師の画業に迫る。
【巻頭特集】国芳に学び、激動の時代を生きた最後の浮世絵師 月岡芳年
《巻頭グラビア》
・12歳で国芳に入門 早くも頭角を現す
・新旧・妖怪対決「和漢百物語」「新形三十六怪撰」
・大迫力の流血表現「英名二十八衆句」……全28点、すべて見せます!
・戊辰戦争の衝撃「魁題百撰相」
・世間の評判ふるわず、神経を病む 「一魁随筆」
・「大蘇」の号で返り咲き 西南戦争を描き大成功
・評判を呼んだ歴史画シリーズ「大日本名将鑑」
・美人画だってお手のもの「風俗三十二相」
・構図の妙に唸る
・こんな作品も描きました
・晩年の集大成「月百姿」
■年譜・相関図「芳年をめぐる人々」
《コラム》
・芳年は高給サラリーマンだった!? 芳年と明治のメディア 〜新聞錦絵と小説挿絵〜
・驚異のデッサン力を見よ! 〜素描・版下絵・下絵〜
・芳年を語る言葉
《インタビュー・寄稿》
・芳年ひと筋、55年 コレクターが語る「芳年という画家」/談・西井正氣〈日本画家〉
・月岡芳年の画業/文・加藤陽介〈練馬区立美術館学芸員〉
・明治の浮世絵の面白さ/談・浦上 満〈浦上蒼穹堂代表〉
・近親者から見た芳年の人柄と暮らし/文・悳 俊彦〈洋画家〉
・千客万来 芳年展の見どころ勘どころ/文・川西由里〈島根県立石見美術館 専門学芸員〉
【技法講座】鍋島正一 アキーラと油絵具の混合技法で描く〈前編〉
【好評連載】山下裕二の今月の隠し球
【公募展便り】二科展・院展・主体展・新作家展・齣展・東京展・新制作展・行動展・双樹展・新構造展・一水会展・水彩人展・創展・大洋展・流形展・純展・新院展・一陽展・自由美術展・一期展・新日美展・版画展・新協展・独立展・二紀展・国画展・日本表現派展・大翔展・立軌展・中美展・一創会展日本文人画府展・創画展・一線美術会展・青枢展・現水展・蒼樹展