変動期東南アジアの内政と外交

国際政治　１８５号

日本国際政治学会 有斐閣
日本国際政治学会　

• 価格: 2,200円（本体2,000円＋税）
• 発行年月: 2016年10月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784641499072

内容情報

[BOOKデータベースより]

東南アジア・同境界地域の紛争解決と平和構築―深南部タイとミンダナオの二つの紛争を事例にして
シンガポール二〇一五年総選挙と権威主義体制の行方
一九九七年憲法とタクシンによる政治の国民化―タイ政治の分岐点をめぐって
アジア通貨危機後のマレーシア―彷徨する国家と財政赤字
民主化期インドネシアにおける脅威認識の変容と政軍関係
リベラル平和構築とローカルな法秩序―東ティモールにおける司法制度の構築をめぐって
独立論文（米国の対外原子力政策における同盟国の役割―包括的事前同意制度の成立、一九七七‐一九八二；国連安保理改革とアカウンタビリティーの概念の歴史的変容―プラグマティックな多元的統制メカニズムの構築へ）
書評論文（政党システム瓦解の理論に向けて）
書評

[日販商品データベースより]

東南アジア諸国は、近年、大きな変動期を迎えている。本特集号では、そうした東南アジア各国における政党、選挙、政軍関係の変化、分離運動をめぐる紛争解決や紛争後社会における平和構築を扱った論考を収めている。