- 現代日本語の使役文
-
- 価格
- 7,920円(本体7,200円+税)
- 発行年月
- 2016年10月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784894768109
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 認知日本語学講座 第3巻
-
価格:4,950円(本体4,500円+税)
【2022年01月発売】
- 連濁の研究
-
価格:3,520円(本体3,200円+税)
【2017年11月発売】
[BOOKデータベースより]
1 序論(本書の課題および立場と方法)
2 使役文の構造(使役文の意味分類の観点について―山田孝雄(1908)の再評価;意志動作の引きおこしを表す使役文の文法的な意味―「つかいだて」と「みちびき」;「人ノN(部分・側面)ヲVi(無意志)‐(サ)セル」型の使役文―無意志動作の引きおこしを表す使役文;「人1ガN[(人1ノ)部分・側面]ヲVi‐(サ)セル」;「N(事物)ニN(事物)ヲVt‐(サ)セル」型の使役文―事物の変化の引きおこしを表す使役文)
3 使役文のヴォイス性(「ヴォイス」としての使役―主語が動きの主体か否か;使役文と原動文の似通い―動きの主体か引きおこし手かの違いの弱まり;使役文と受身文の似通い―動きの引きおこし手か被り手かの違いの弱まり)
4 「V‐(サ)セル」の使役動詞性とその変容(「もたせる」における使役動詞性と他動詞性;「知らせる」「聞かせる」における使役動詞性と他動詞性;「V‐(サ)セル」の語彙的意味の一単位性;使役動詞条件形の後置詞への近づき―使役主体の不特定性と使役文の性質;「感じさせる」「思わせる」の判断助辞への近づき―動作主体の不特定性と使役文の性質)
5 結論(使役文と使役動詞―ヴォイスとしての使役文と動詞としての「V‐(サ)セル」)