[BOOKデータベースより]
21世紀型の新たな貿易の主役はメガFTAだ。ポストTPPをめぐるメガFTA交渉の現状と課題、主要国のメガFTAへの対応、グローバル企業の直面する課題など最新の動きを分析する。
第1部 メガFTAの意義と課題(21世紀型貿易とメガFTAの潮流;TPPの概要と評価;日EU・FTAの意義―普遍的価値を共有する自由貿易地域の構築;TTIP(米EU・EPA)交渉の現状・課題・展望;RCEPの意義と課題;日中韓FTA交渉の戦略的重要性;ASEAN経済共同体の課題)
第2部 主要国のメガFTAへの対応(ASEANとメガFTA―AEC、RCEP、TPP;中国のFTA戦略と「一帯一路」構想;ロシアの外交戦略とユーラシア連合構想;メガFTAとインドの対応;韓国のFTA戦略)
第3部 メガFTAとグローバル企業の対応(日本企業のサプライチェーンとFTA―ASEANを事例として;TPP貿易とRCEP貿易の展望―関税撤廃効果とサプライチェーン効果;FTAの関税削減効果と企業の対応;日本の輸出入におけるTPPの影響;企業におけるFTA活用上の問題点;日本におけるFTAの利用状況と政策的課題)
いまやTPP交渉の大筋合意によって、他のメガFTA交渉も加速することが見込まれる。本書は、ポストTPPの世界経済秩序を睨み、メガFTA交渉の現状と課題、主要国のメガFTAへの対応、グローバル・サプライチェーンの効率化を目指す企業の視点から直面する課題など最新の動きを分析する。
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ポストTPPを睨みながら主要国はどのように対応するのか。新たな通商秩序に向けた動きを、企業の対応を含みながら分析する。